コードの綺麗さ vs コーディングの早さ …重要なのはそこじゃない件について
「綺麗さ」と「スピード」
仕事では納期が決まっており、スピードが要求される。
また、担当している案件を他の人に引き継ぐ事もあるので、
書いたコードが読みやすい事も重要である。
しかし、コードを綺麗に書こうとするとスピードは下がるし、
スピードを上げるのならば、多少コードが汚くなってしまう。(俺だけか!?)
この「スピード」「綺麗さ」は反比例するものである。
二つの特徴
コードが綺麗であれば、
- 他の人への引き継ぎ時に、引き継いだ人のキャッチアップの工数が減る。
- 何かあった時に、原因箇所の特定も早い。
- 追加カスタマイズなどの対応もしやすくなる。
またスピードが早ければ、
- 入念に確認作業(テスト)が行えるので、品質も向上できる。
- 余裕を持ったスケジュールが組める。
- お客様の受入テストが早めに進められる。
3点目は重要で、お客様にも都合があるので、前もって準備ができれば
いつ受け入れテストをするのか、予定が組みやすくなる!
どちらを優先すべきか?
結論から言うと、「両方」である。大事な事は、
納期に、正しく動くものが納品できること
だから。
例えば、車を買いました納車は◯月◯日です、となった時に、
直前になって「すみません!間に合いません!」と言われたり、
納車後乗ってみたら、ブレーキが動かなくて事故った場合、
クレームを言うでしょう。
それと同じ事で、お客さんにとってみれば、
こっちの事情やアプリ・システムの内部事情などは知った事ではない。
よって、「両方重要」というのが答えになる。
どこまでも、お客様目線に立つ事が肝心。