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WEBエンジニア奮闘記

日々の業務から思ったこと、学んだことを書き連ねていきます。

読書メモ「ハッカーと画家」

だいぶ前に読了はしてたけど、会社に置いておくためにいったん手元から離すのでブログに書く。 今回読んだ本はこちら↓↓

個人的に名言と思った文

ただの羅列。

 富はお金と同義ではない。富は、人類の歴史と同じくらい古くからある、いや、それより古くからあると言ってもよいだろう。ありだって富を持っている。お金(貨幣)は比較的最近発明されたものだ。

 富はもっと根本的なものだ。富とは、私たちが欲しがるもの、食物、衣服、住居、車、道具、観光地への旅行、そういったものだ。お金を持っていなくても、富を持つことはできる。例えば、車を作れ打とか夕食を料理してくれだとか選択をしてくれだとか、何でも命令すればやってくれる魔法の機械があったとしたら、もうお金はいらないだろう。一方、南極大陸のど真ん中、何も買い物ができない場所にいるとしたら、いくらお金を持っていても無意味だ。

 富こそが欲しいものなのであって、お金ではない。(中略)お金は富を移動する方法のひとつで、現実では普通、富と交換可能だ。しかし両者は違うものだ。

  

ベンチャーを立ち上げるなら、ベンチャーキャピタルや会社の買収候補者を喜ばせようと思って製品をデザインしちゃ駄目だ。ユーザを喜ばせるようにデザインしなきゃ。ユーザを獲得すれば、すべては後からついてくる。ユーザがいなけりゃ、技術の選択がどれだけ主流に忠実かなんて誰も気にしやしないさ。

  

私が、「欲しているもの」ではなく「必要としているもの」と言ったことに注意してほしい。デザイナーの仕事は、お客の言う通りなんでもすぐ作ってみせる料理人みたいなものじゃない。芸術の分野によって違いはあるだろうが、どんな分野にせよ最高の仕事というものは、お客が頼んだことをただそのままやるような人にできるものじゃないと思う。

  

 多くの分野では、プロトタイプは伝統的に異なる材料で作られてきた。活字は紙の上で筆書きでデザインされた後に金属に刻まれた。彫像は蝋でモデリングされた後にブロンズに鋳造された。タペストリーに織り込まれる模様はまず神にインクウォッシュで描かれた。石造りの建物はまず気で模型が造られた。

 油絵が、15世紀に広まった時に熱狂的に受け入れられたのは、プロトタイプからそのまま最終的な作品を作ることができたからだった。もちろん下書きを書くことはできるが、そこで止める理由はない。完成するまでどんどん詳細化してゆくことはできるが、そこで止める理由はない。かんせいするまでどんどん詳細化してゆくことができるし、大きな変更を加えることだってできる。

 ソフトウェアでも同じことができる。プロトタイプはただの模型に留まる必要はない。それを詳細化して、最終的な製品にまで持っていけるんだ。これは可能ならいつでもそうすべきだと思う。この方法は作ってゆく過程で新しいアイディアを入れていけるし、何より大事なのは、士気を保てることだ。

全体感想

全16章になっているが、

ざっくりこんな2部構成に感じた。

自分はプログラマプログラマだけん、後半部分はかなり面白かったが、前半も社会人としてなるほど!と思わせられる内容であり、 プログラマは一度は読んでみてほしい一冊。特別面白かった章は「6章、9章、12章、16章」だった。この本の影響でLispに興味を持ち始め、手を出した。(著者がLispハッカーということもある)

この本にかかれているような観点は、プログラマは持っておいたほうが良いと思う。