Web Developer's Struggle Memories

日々の業務から思ったこと、学んだことを書き連ねていきます。

技術書展4に参加してきた感想

参加の流れ

去年から名前だけは知っていたが一度も行ったことなかった「技術書展」なるものに行ってきた。 簡単に言うと、技術に関する同人誌販売のイベントで、今回で4回目だそうだ。(以下に公式サイトのリンクをはっつける)

techbookfest.org

開始は11:00からだったが、10時過ぎくらいから多くの人が並んでいたらしく、開始前の時点の整理券が1000名を突破していたらしい… (twitterでフォロワーさん何名かも会場に足を運んでおり、教えてくださった)コンパクトなコミケじゃねーか!と思っていたが、この感覚は間違ってなかったなと。

一応事前にめぼしいサークルがないかは確認していたが、見本見ないと買うかどうかは決められないし、それほど欲しいというわけでもなかったので、 自分は13時過ぎに行った。入場までの流れはこんな感じ。

  1. スタッフから一般入場整理券を取得
  2. 「整理番号 〇〇番まで(以下)の人は入場可」とスタッフが案内
  3. 該当するまでは時間を潰す
  4. 一度会場入りすれば、出入りは自由(入り口・出口のドアは固定)

ちなみに自分が取得した整理券の番号は3692番だったが、その時入場できる番号が2300番までの人だったので、一旦飲み物を買う + ポケモンを捕まえに行って時間を潰した。整理券は以下にも同人販売会らしいものだった。(以下写真)

一般入場整理券

会場内は凄い活気と狭さだったw 各出版社さんも参加されており、ちゃんと一般販売されている書籍が20%引きで販売されていた。 人気のエンジニア・デザイナーさんの同人誌は飛ぶように売れたらしく、開始1, 2時間ほどで完売された方もいたが、ダウンロード販売の準備もされており、 購入するとダウンロード用のQRコードが書かれたカードをいただけた。

自分が購入した書籍は以下の3冊。
(※ 1冊目のみ出版社から直接購入した書籍)

ブロックチェーン技術の教科書

ブロックチェーン技術の教科書

  • 作者: 佐藤雅史,長谷川佳祐,佐古和恵,並木悠太,梶ヶ谷圭祐,松尾真一郎,セコム株式会社,NEC
  • 出版社/メーカー: シーアンドアール研究所
  • 発売日: 2018/04/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る

全てのサークルの書籍のタイトルを確認し、興味があったものは全て見本を見たが、かなり幅広い技術に関する知見の同人誌が販売されていた。 アカデミックな研究内容についてのものも多く、想像以上に面白かった。

総評というか感想

自分はフロントエンドが大好きなので、フロントエンドの周辺ツールについて一言。今回は(と言っても自分は初参加だが)、

  • Vue.js
  • Nuxt.js

に関する同人誌がかなり多かった。逆にこれ以外だとAngularReact Nativehyperapp (Qiitaで使われているフレームワーク)jQueryを見たが、それぞれ1冊ずつしか見なかったなと。今の日本ではVue.jsとそのエコシステム全盛期なんだと痛感。

また、最近は自分の知見をアウトプットする場が本当に多くなったなと実感。 ブログ・SNS・勉強会での登壇などでも以前から活用されてきていたが、本の出版のハードルがかなり下がってきており、このような素晴らしいイベントが行われるようになった。これは本当に素晴らしいこと。

なにより、「自分の知見をもっとアウトプットしたい!本を書きたい!」と思う人が増えていることも素晴らしい。「次回は執筆して販売したい」という知人もいた。 こういうことの積み重ねから日本の技術の進歩・発展に繋がると思うので、もっと活性化してほしいし、自分もどんどんアウトプットしていきたい。

今日はとても刺激を受けることができたのが一番の収穫。有意義なイベントだった。では(^^)