Web Developer's Struggle Memories

日々の業務から思ったこと、学んだことを書き連ねていきます。

「システムテスト自動化カンファレンス 2019」で登壇及び参加した際のメモ

testautomationresearch.connpass.com

あいも変わらず時間差で投稿するズボラ系 Web エンジニアの kkeeth です。。

昨年こちら↓↓↓のカンファレンスに「公募LT」枠で参加・登壇してきました。スタッフの方々もとてもフレンドリーで、初参加でしたが気持ちよく登壇できました。本当にありがとうございました!

登壇内容については別のブログでも書きましたが、改めてスライドを貼っつけます。

「What should We do for front-end testing?」

人生初のカンファレンスと呼ばれる勉強会での登壇で、100名近く(超えてた?)方に聴いていただく中での登壇はものすごい久しぶりでしたが楽しく喋れたんじゃないかな?と思います。ただ、内容についてはそこそこ良いものに仕上がりましたが、明らかに5分じゃ収まらない情報量のスライドだったので、超高速に喋る事になってしまったのが失敗したなーと思っている次第です。(ご聴講いただいた皆さん、聞き苦しくて申し訳なかったです 🙇)


ここからが本題で、参加した中で個人的に刺さったものをメモして来たので貼っつけます。テストの手法よりも、もっと俯瞰した視点(特にビジネス視点)でのトークが面白かった なと感じました。もちろんツールも手法も進化してきており、新しい情報も得られたので収穫は大きかったですし、テスト書きたい欲 が爆上がりしましたね。

それではどうぞ。 ↓↓↓

  • テストの普及率の計測の先 "効果の計測"
  • テストの普及の価値が 評価しづらい, 売上もない
    • でも, 説明責任はある
    • KPI きめる
  • 社内標準ツールを決める, なんなら作る(※統一は意味がない)
    1. 数字が取りやすい & わかりやすい
    2. 社内向けのツールの要求は高い
    3. 外部ツールに依存しないので, 突然使えなくなるとかない
  • ツールの開発
  • 社内教育
    • メリット
      • 教育参加はハードルが低い
      • 施策として賛同されやすい
      • アンケート取りやすい
    • デメリット
      • 教育コスト
      • 効果見えづらい
      • 費用対効果の話はなるべく避ける
  • 事例
    • 事例資料の頭数だけでは刺さらない
    • 現場とつながるチャンス, キーマンを見つけろ
  • おまけ
    • 自動テストの効果 = コスト改善 => 危険
      • コスト改善だけじゃない
      • コスト改善しないことも多い
      • コスト改善しない自動化は駄目
        • でも人間はミスをするので, 自動化は有りじゃない?
    • コスト改善 というワードを使わない

  • テストは品質保証のためだけじゃない
  • 皆がハッピーな状態になるため
  • API がユーザーに対する直接のintegration
    • E2E テストが実施されない
  • how to do API testing?
    • can do ≠ usage
  • Karate
    • skmple for simple case
    • extensible for complex case
    • reusable test case
      • get token after sign-in
  • 成果
    • 障害の早期検出になった
    • 本番環境での障害削減
  • karate が品質を上げたわけではない
  • 品質を上げるdeveloperの行動 を促す
  • API テストは難しい
    • 一番むずかしいのは, 一番クライアントに近いポジション
  • 開発に関わるコストの削減のためにテストを書く

  • 自動化って言葉は怖い
    • 誤解も多い
    • 簡単と思われがち
  • 教育は新人教育が一番やりやすい

  • chrome の自動verアップによりアプリが動かない
  • Autify
    • 日本語ドキュメントもしっかりある
    • 導入ハードル低そう
    • 費用感

  • TestCafe
    • nodejs 製 E2E
  • behave
  • never, must, want

【感想】

テストは大事ですが、

  • 何をテストするか?
  • どこまでテストするか?
  • どうやってテストするか?
  • そのテストそのものの品質やメンテナンスは?
  • テストケースの妥当性や網羅性は?
  • そのテストは自動化できないか?
  • テスト導入する/しないのメリット・デメリットは?
  • テスト導入する/しない場合のコストの影響は?

など、いろいろ考えることが多く、テスト専門のエンジニアを置く企業が多いのも頷けます。闇雲に書くのでは、逆に人的コストがかかったり時間を浪費する羽目にもなるので、しっかり考えて導入する必要があることを改めて実感しました。(この勉強会、世のエンジニアもっと参加したほうが良いぞ、と)また来年も参加して知見を得たいなと思います。

以上です。また何かの勉強会に参加したらメモして貼っつけておきます。ではでは(=゚ω゚)ノ